激しい噴火が続くバヌアツのアオーバ島では今月5日、過去3年間に世界中の火山で起こった噴火のなかで最大量の火山ガス(二酸化硫黄)が放出されたと、米国の研究者が発表した。二酸化硫黄は酸性雨のもとになるなど大気汚染や環境問題を引き起こし、ぜんそくの原因になる。南太平洋に浮かぶアオーバ島で3月中旬から再開した噴火活動は、昨年秋の活動を上回る激しいもので、学校などの公共施設は火山灰に埋もれ、民家数十軒が土石流に飲み込まれるなど、島...
激しい噴火が続くバヌアツのアオーバ島では今月5日、過去3年間に世界中...